短期間で白い歯を!セレック治療

虫歯の治療ではセラミックが使用されることがありますが、最近はセレックというセラミック素材が注目されています。
聞いたことがある人もいるかもしれませんが、短期間で白い歯を手に入れることができることで有名です。
ここでは、セレック治療について解説しますので、ご興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

セレック治療の特徴

セレック治療とは、医療先進国のドイツから入ってきた治療法で、コンピュータ制御によりセラミックの被せ物の設計・製作を行います。
セレック治療に人気があるのは、以下のようなメリットがあるためです。

    1. 虫歯が広がりにくい

これまでの虫歯治療では銀歯が使用されていましたが、セレック治療ではセラミックを使います。銀歯は本物の歯に比べて固いため、食事などでそれほど磨り減ることはありません。ところが、通常の歯は磨り減っていくので、銀場と歯の間に隙間が生じてきます。そこから虫歯が広がってしまうことがよくありますが、セラミックは通常の歯と固さが変わらないため虫歯の原因となる隙間ができにくいのです。

    1. 被せ物が歯に馴染みやすい

セラミック素材のブロックを削って治療した歯の被せ物を作るのですが、従来のように歯型をとっていると途中の工程で実際の歯との誤差が生じやすくなります。セレック治療ではコンピュータを使用して歯型をとらずに被せ物を製作するため、誤差が生じることなく歯に馴染みやすくなります。

    1. 短時間で被せ物が完成する

セレック治療では、歯の型をとってから被せ物を製作するまですべてコンピュータによって行います。歯科技工士に作製してもらわなくても、その場で素材を削って製作することが可能です。最短60分ほどで製作することができます。

    1. 自然な白い歯になる

セレック療法により製作するセラミックの被せ物には色があり、それぞれの患者の元の歯の色に近い素材を歯科医師が選択してくれます。仕上がりを自然な歯と変わらない白い歯にすることができるのです。

 

セレック治療のシンプルな治療の流れ

セレック治療は通常の虫歯治療よりもシンプルで、短時間で治療は完了します。大まかな治療の流れは以下のようになります。

    1. 虫歯を削る

被せ物をする前提として、まずは虫歯の部分を削って治療します。

    1. 口腔内カメラを使用してスキャンする

口腔内カメラを使用してお口の中を撮影します。3D光学カメラを使用するため、歯型をとる必要はありません。

    1. 被せ物の設計・作製

被せ物の設計はコンピュータの3D画面上で行い、ミリングマシンという機械でセラミックの素材を歯の型に合わせて製作します。

    1. 最終調整

治療した歯の部分へ装着して、噛み合わせがおかしくないか最終的な調整をして治療完了です。

 

まとめ

いかがでしょうか。
今回は、セレック治療の特徴と治療の流れについてご紹介させていただきました。
セレック治療がどういうものかご理解いただけたのではないかと思います。
短期間で白い歯を手に入れたい方は、当院でセレック治療を受けることをおすすめします。