歯周病と虫歯どちらが危険か⚠️
こんにちは!
歯科衛生士の今村です😃
むし歯と歯周病どちらも放置すれば、歯を失う大きな原因となりますので、もちろんどちらにも注意が必要です!
しかし、今日はあえてどちらがより危険かについて、お話していきましょう!
子供のうちは歯周病のリスクは低く、特殊な場合を除いてあまり問題になることはありません。ところが、20代以降になると歯周病のリスクは徐々に増加してきます。そして40代後半になると、虫歯より歯周病で歯を失う方が増えてきます。
歯を失う原因の第一位は歯周病で、全体の42%に及びます。
それに対して虫歯は第二位で全体の32%です。歯を失うリスクの観点からいえば、歯周病の方が少し高いということになります。
これは、虫歯は冷たいものがしみたり、ずきずき痛んだりと、痛みを伴うことが多く、すぐ治療されやすいのに対し、歯周病は症状なく進行することが多いため、発見が遅れがちなことが関係していると思われます😲
特に若いときはあまり虫歯にならなかった方は、歯医者で定期検診を受ける習慣がない方が多く、実は歯周病が進んでいる方が多いんです😱
また、虫歯は単独の歯で進むことが多いですが、歯周病は口の中全体で進みやすく、一度に多くの歯を傷める傾向にあります。
さらに、歯周病は、心臓病や、糖尿病の原因の一つともいわれており、全身疾患とのかかわりが近年指摘されており、全身の健康のためにも注意が必要です!
このように、様々な観点から考えると、年齢が上がるにつれて、歯周病のリスクが虫歯のリスクを上回ってくると言えます。
いずれにしても、虫歯と歯周病を予防するためには、日々の歯磨きと、早期発見、早期予防のため歯科医院での定期検診がとても重要です✨
大切な歯を守るため、ぜひ定期的な歯科検診を受けていただければと思います(^-^)